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秋は犬と散歩の季節!ノミ・ダニの予防と駆除方法について

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八尾市小型犬のシャンプーができる出張ペットサロン

秋は少し気温が下がってきて、散歩しやすい時期になります。しかし、ノミやダニのトラブルが起きやすくなるため、十分に注意しなければなりません。今回は、ノミやダニの予防と駆除方法についてご紹介します。

ノミとダニについて

お尻を地面にこすりつけている画像

ノミとは

犬に寄生するノミの大半は「ネコノミ」と呼ばれるもので、非常に小さな黒褐色の虫です。サイズは1~3mm程度で、目で見ても黒い点にしか見えませんが、犬の体毛や皮膚にしっかりと付着します。

 

ノミは非常に高い跳躍力を持ち、10~20センチも飛び跳ねるため、簡単に犬に寄生します。一度寄生すると、ノミは驚くべき速さで増殖し、1日に20~30個の卵を産むという強い繁殖力を持っているのです。

ノミに噛まれた際の症状

ノミに噛まれると、犬は非常に強いかゆみを感じます。このかゆみに耐えられず、犬は体を噛んだり掻きむしったりするため、傷ができて膿むこともあります。

 

大量にノミに寄生された場合、犬は血液を吸われて貧血を起こすことも。

 

さらに、ノミは他の寄生虫を体内に持っていることがあり、犬が体をなめてノミを取り込むことで、サナダムシや瓜実条虫などの内部寄生虫に感染する可能性もあります。

ダニとは

ダニと言えば「マダニ」です。マダニは体長が2~3mmほどの小さな虫ですが、吸血すると100~200倍にまで体重が増加することがあります。

 

マダニは主に犬の粘膜付近に寄生し、肉眼でも確認できるほどの大きさです。マダニは、のこぎりのような口で犬の皮膚にしっかりと噛みつき、1週間ほど血を吸い続けることもあります。

マダニに噛まれた際の症状

マダニに噛まれると、強いかゆみや貧血の症状が表れることがあります。また、マダニの唾液には毒性があるため、犬は神経障害やアレルギー反応を引き起こすことも。

 

さらに、マダニは様々な病原菌を運んでおり、犬だけでなく人間にも感染する可能性がある「人獣共通感染症」を引き起こすこともあるため、とても厄介な存在です。

シャンプーでノミ・ダニを駆除できるのか

結論から言うと、シャンプーだけで完全にノミやダニを駆除することはできません。効果が期待できるのは、動物病院で処方される駆虫薬です。

 

しかし、シャンプーに全く効果がないというわけではありません。ノミの駆除には一刻も早く体から取り除くことが重要です。

 

そのため、殺虫成分が含まれているシャンプーや、皮膚に優しい成分が含まれたシャンプーを使用することで、効果的にノミを取り除くことができるのです。

 

また、日常的にシャンプーをすることで、犬の体に付いたマダニの早期発見にもつながります。早期発見できれば、ダニの繁殖を未然に防ぐこともできるでしょう。

犬のノミ・ダニを駆除する具体的な方法

1. 動物病院で処方される駆虫薬を使う

動物病院で処方される「動物用医薬品」は、ノミやダニの駆除に非常に効果的です。この薬は、既に犬の体についているノミやダニだけでなく、その卵や幼虫にも効果を発揮します。

 

駆虫薬は1ヶ月間効果が持続し、その期間中は新たなノミやダニの寄生も予防できます。薬のタイプも錠剤やスポットタイプ、おやつタイプなど様々な形態があり、犬の好みに合わせて選べるのがうれしいポイントです。

マダニは動物病院で取り除いてもらう

マダニは、犬の皮膚にしっかりと食い込んでいるため、無理に家で取り除こうとすると、口の部分が皮膚内に残ってしまうことがあります。

 

これが原因で感染症を引き起こす恐れがあるため、マダニが見つかった場合は動物病院で安全に処置してもらうことをおすすめします。

シャンプーでノミを取り除く

ノミは水に濡れると一時的に動かなくなるため、シャンプーが効果的です。

 

殺虫成分が含まれたシャンプーを使用することで、さらに効果的にノミを駆除できるでしょう。シャンプーの際には、シャワーだけでなく、ペット用バスタブなどを使って体全体をしっかりと浸すようにするのがポイントです。

 

表面だけを流すのでは、ノミが被毛の奥に逃げ込んでしまう可能性があるため、しっかり毛の奥まで洗ってあげてください。

ノミ・ダニ取りシャンプーを使用する際の注意点

シャンプーを使用する際は注意点があるため、事前に確認しておきましょう。

犬の皮膚に優しいシャンプーを選ぶ

ノミやダニに対する殺虫成分が含まれているシャンプーは、犬の皮膚に負担をかけるものもあります。特に、皮膚に炎症が起きている犬には低刺激のシャンプーを選ぶことが重要です。殺虫成分や皮膚への影響を考慮し、犬の健康を最優先にしたシャンプー選びを心がけましょう。

シャンプーだけで安心しない

シャンプーでノミやダニが取れたように見えても、卵や幼虫がまだ残っている可能性があります。そのため、シャンプー後もしっかりと駆虫薬を使用し、継続的にケアを行いましょう。

ノミやダニは潰さない

シャンプー中に見つけたノミやダニを潰してしまうと、体内に潜んでいる病原菌や寄生虫が広がる可能性があります。ノミやダニを取り除く際には、潰さずに水と中性洗剤を混ぜた液に浸けて処理しましょう。

まとめ

犬の体に付いたノミやダニは、シャンプーである程度駆除できますが、完全に取り除くためには動物病院で処方される駆虫薬が効果的です。

 

ただし、定期的なシャンプーは害虫予防になったり、ダニの早期発見ができたりなどメリットも多くあります。

 

愛犬の健康を守るためにも、ぜひ定期的なシャンプーを行うことをおすすめします。

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